| 「中級・特別編トップへ」 | |
| 中 級 仮番 3-2-1(暫定番号) |
Excelの基礎■ |
| |
|
■バージョンによる検索結果の相違Criteria(クライテリア)の検索条件をワークシート上へ作る場合、エクセルのバージョンによって仕様?が異なることが判明しました。フィルターオプション(特別編9参照)を使う場合も、全く同じ取り扱いになりますので注意してください。
■完全一致のデータを求める場合◆エクセル97、2000、2003まず、ちょっと間違いやすいミスから紹介します。
なぜ「塚田」のみを集計しないのでしょうか?それは、Criteriaの条件を単純に、「塚田」としたことにあります。エクセルのヘルプを読むと、リストのデータを抽出する注意点として次のように書かれています。
よってこの場合、担当者「塚田」の契約数計を求めるには、Criteriaの条件を「="=塚田"」とすべきなのです。 次図は、このヘルプに基づき正解を求めたものです。
このように、Criteriaの条件をヘルプのとおりに設定すれば正解を求めることができます。エクセル97、2000、2003でも同じです。また、フィルターオプションを使う場合も共通ですから同じように設定します。
◆エクセル2002の場合さて、問題はエクセル2002です。2002では、はじめにミスとして紹介した「塚田」で検索しても、きちんと担当者「塚田」のみの契約数計を求めるのです。他のバージョンと異なり、「="=文字列"」とする必要がないのです。
では、2002のヘルプにはどのように書かれているかというと、全く他のバージョンと同じように、完全一致のデータを求めるには「="=文字列"」で検索するように記載されています。つまり、ヘルプの記載と実際とが異なるというわけです。これをバグと呼ぶべきかどうか?仕様?と呼ぶべきか判断しかねます。
■検索文字列ではじまるすべてのデータを求める場合この問題は、もうひとつの問題を抱えています。
なお、この場合もエクセル97、2000、2003で、ワイルドカードの「*」(アスタリスク)を使えば、同じ結果を求めることができます。
■問題点の整理これ等の問題は、バージョンによって検索条件による検索結果に違いが出るため、検索条件の作り方に注意すればよいというだけではありません。企業によっては、バージョンを混在して使用しているところもあります。このような場合、同じ結果が求められないケースが出てくるのです。
この2つのケースでは、同じ結果を求めることができません。注意が必要です。 さらに、バージョンを混在して使用するには、注意しなければならないことがあります。エクセルは仕様によって、下位のバージョンで作成したファイルを開く時、再計算して開きますが、上位のバージョンで作成したファイルは自動的に再計算をしないで開くのです。再計算キー「F9」を押しても再計算しません。つまり、2002で作ったファイルは、97や2000では再計算しないで開くため、ここで取り上げている問題点に気が付かないことがあるのです。ただ、データを再入力すると再計算しますので、確かめてください。
■問題を回避するための対策では、これ等の問題を回避するにはどうすればいいでしょうか。
こうすれば、バージョンを混在して使用しても問題は起こりません。すでに、使っているファイルがあれば、このように修正することをお勧めします。 |